
近年では、下剤を使用したダイエットを試みる若い女性たちもいるようですが、下剤を定期的に使ったからといって痩せるということはありません。下剤を使って排出されるカロリーは、とったカロリーの全体のうち約1割のみです。便が出ることで体重はわずかに減りますが、それは一時的に水分などの重さが減ったのであって、脂肪が減ったわけではなく、食べものや水分をとれば体重はすぐに戻ります。
だったら水分をとらなければいいと思う人もいるかもしれませんが、私たち人間の体は60パーセントが水分でできています。水が尿として排泄されるときに老廃物も一緒に体の外に出るので、水分が不足していると体の中に不要なものが蓄積され、健康にも美容にも良くありません。同様に口にする食べものを減らしたからといっても、食事の偏りや量の不足が慢性的な便秘を招き、ダイエットの目的を達成するどころか下剤に頼らないと排便ができなくなり、下剤にずっと依存することになりかねません。
若い女性たちの中には下剤の副作用を知らないまま、ダイエット目的でむやみに下剤を継続して使っている人たちもいるようです。下剤の使いすぎは体力や腸の機能を低下させ、重い病気を引き起こすこともありますので、下剤を使用したダイエットは絶対にやめましょう。定期的な運動は、健康のためだけではなくダイエットにもつながります。
激しい運動を長時間しなくても、室内で気軽にはじめることができるストレッチやヨガなどの軽い運動は、腹筋力を鍛えたり精神的ストレスを軽減したりといった様々な効果が期待できますし、便秘を事前に防ぐことにもつながります。腸内環境が整い便やガスが腸内にたまらなくなると、腹部や腰周りがスッキリ軽くなってきます。下剤によるダイエットよりも健康的で効果的です。