
一般的に、男性は便秘よりも下痢になりやすいと言われていますが、最近では若い世代を中心に便秘で悩む男性が増えてきています。
主な原因としては、仕事によるストレスなどの精神的な負担が考えられますが、それ以外にも乱れた食生活などが原因になっているケースもあります。
男性の場合、特に多いのが「けいれん(痙攣)性便秘」と呼ばれる便秘ですが、このタイプの場合、便秘の症状と下痢の症状を交互にくり返すことがあるので注意が必要です。
男性の便秘で多い「けいれん性便秘」は、精神的なストレスなどによって自律神経のバランスが崩れることが原因でおこる便秘です。ストレスによって腸が刺激され、腸の活動(ぜんどう運動)が活発になりすぎてしまうと症状が出ます。
通常の便秘と違って、「腸の動きが激しすぎる」ことが原因なので、場合によっては症状が下痢として現れることもあります。
例えば、毎日寝る時間がバラバラの人や、慢性的な睡眠不足を抱えている人の場合も、やはり自律神経が乱れやすいので、便秘の症状が出る可能性が高くなります。
また、精神的な理由だけではなく、毎日の食生活も大きく関わってきます。特に独身男性の場合はどうしても外食が多くなってしまうため、食物繊維が足りなくなってしまうことがあります。
さらに消化の悪い肉食や、脂っこい食事を好む人の場合は、その分腸に負担がかかりやすくなっているため、ちょっとしたストレスでもお腹の調子を崩しやすくなります。
また、タバコを吸う人や、1日に何度もコーヒーなどのカフェイン入りの飲料を飲む人も、腸に負担がかかっていると考えてよいでしょう。
男性に多いけいれん性便秘の場合、「腸の動きが激しすぎる」ことが原因で便秘になっているので、腸に刺激を与えて排便を促すタイプの便秘薬(刺激系の下剤)を使ってはいけません。
逆に症状がひどなってしまう恐れもあるので、便秘と下痢の両方の症状が見られるような場合には、安易に便秘薬を飲まないように注意しましょう。
どうしても薬がないとつらい場合は、自己判断で薬を選ばずに、薬剤師か医師に相談した上で服用することをおすすめします。
男性の腸は、女性に比べて非常にストレスに弱くなっているため、まずはできる限りストレスを溜めない生活を意識することが大切です。
仕事上のストレスを完全になくすことは難しいかもしれませんが、休みの日に趣味やスポーツでストレスを発散するなど、自分なりの気分転換方法を見つけましょう。
また、生活習慣が乱れている人は、なるべく毎日同じ時間に食事をして、同じ時間に眠るようにしましょう。規則正しい生活を送ることで、自律神経の乱れが解消され、少しずつ腸の機能が正常に戻っていくからです。
便秘や下痢の症状が出ている間は、できる限り腸に刺激を与える食品は避けるようにします。例えばとても辛い食品やしょっぱい食品、お風呂上がりに飲む冷たいビールなどは、腸に刺激を与えてしまうので控えましょう。
また、しばらくの間は肉中心の食事は避けて、なるべく消化の良いものを中心に食べるようにして下さい。お肉自体は食べても特に刺激は感じないと思いますが、肉は消化に時間がかかるため、気づかないうちに腸に負担をかけるからです。
あまり自炊をしない人の場合は、できる限り腸内環境を良くするための健康食品やサプリメントをを積極的に摂りましょう。外食中心の生活の場合は、食事だけでフォローするのは難しいからです。
食生活を整えて腸内環境を良くすることで、ストレスなどの刺激に対しても腸が強くなるため、便秘や下痢になりにくい体質になっていきます。
特に男性の場合は、野菜や果物などをあまり食べない人が多いので、不足しがちな食物繊維や乳酸菌などを補給できるサプリメントがおすすめです。
ストレスや偏った食事などで悪化した腸内環境を整えるためには、乳酸菌入りのサプリメントがおすすめです。面倒くさがりな人でも簡単に飲めるように、持ち運びに便利なタブレットタイプのものがおすすめです。
より早く腸内環境を整えたい人は、乳酸菌入りのサプリメントと一緒にオリゴ糖を摂ると効果的です。特にラフィノースと呼ばれる天然のオリゴ糖が効果的なので、コーヒーを飲む際のお砂糖代わりなどに入れましょう。
食物繊維が不足していると感じる人は、しばらくの間健康食品で補ってみるとよいでしょう。ただし、便秘よりも下痢の症状の方が強い人は、逆に腸を刺激する可能性があるので控えましょう。

男性の場合、女性と違って「食事の量」や「筋力(腹筋の力)」などにはあまり問題はないと思うので、一番重要なのは「腸内環境を良くすること」です。そのためには乳酸菌入りのサプリメントやオリゴ糖が効果的なので、毎日の食事の中に積極的に取り入れていきましょう。